丸の内VS渋谷 比較論 ベンチャー=渋谷だけではない
丸の内と渋谷は比較して語れる街だと思う。
どちらも多くの人々から人気で、有名な東京のエリアだが、
対照的な雰囲気があると思う。
共通点は、
・ターミナル駅でもあり、色々な路線が利用できる点。
・人が多く行き交い、会社もお店も沢山あるところ。
・日本の観光地としても人気があるところ。
では異なる点は何か・・・?
丸の内といえば、千代田区。
皇居が近く、
日本の老舗有名企業が集まり、
江戸時代にも大名屋敷が建ち並んだ伝統あるエリア。
でも古臭くなくて、オシャレでかっこいい雰囲気が素敵なところ。
外資系金融企業の日本支店があるところ。
一方で、渋谷といえば、渋谷区。
インターネット・WEB関連企業の集まる聖地。
平成を代表する有名企業が集まっている。
若者が多く、新しい文化の発信の場所。
Googleの本社があるところ。
再開発が進んで、駅は大規模工事が行われた。
以上の点のような、対照的な雰囲気があると思う。
渋谷に多い、創業年の新しい企業からは、
インターネットを始め、新しい産業が生まれている。
元々はインターネット関連企業の創業者たちが
物理的に近くに居て、
同業者として仕事上の相談などをよく行うことが多かったため、
みんな渋谷を選ぶと便利なので渋谷を選んだ、という話をどこかで読んだことがある。
(さらに渋谷だけでなく、最近は五反田を拠点にする場合もあるようだ!)
でも、その一方で、
ベンチャー企業も丸の内を選ぶ場合が最近は増えているようだ。
伝統ある老舗企業だけでなく、新しい取り組みを行う人・団体・会社が
集まる場所としての丸の内の側面にも是非注目してほしい。
私が思いつく限りでは、以下の例が挙げられる。
・3*3LABOでは、例えば街づくりとビジネスを一体化した取り組みが紹介されている。
・ベンチャー企業のビジネス開発支援や誘致を行うEGG JAPANによる取り組みがある。
・トヨタ自動車は伝統的な有名企業であるが、
先進的なITを活用した技術開発拠点を大手町にOPENした。
3*3LABOについては、イベントが数多く開催されており、
参加者に参加条件が無い場合もあるようだ。(見た限りでは)
そのため、あなたが、現在「こういったビジネスを行いたい」という
明確な目標がなかったとしても、
ふと参加できるものがあるかもしれない。
新しい社会の流れを作ろうとする方々の世界を覗く、良い体験となりそうである!