丸の内を愛する会

丸の内をはじめとした、東京駅周辺エリアの楽しみ方を紹介するブログ!

皇居東御苑近く、「大手濠緑地」の震災いちょうが黄色く大きくて美しい!

震災いちょう

東京メトロ東西線竹橋駅前、皇居東御苑近くにある「大手濠緑地」。この時期は緑地内の「震災いちょう」が紅葉していてきれいです!皇居東御苑への出入り口、平川門と大手門の間に位置しています。

 

散策しながらレポート!します。

 

竹橋駅すぐ、「平川門」をスタート

東京メトロ東西線竹橋駅すぐのところにある「平川門」前をスタートして、大手町の方へ歩いて行きましょう。平川門は皇居東御苑の出入り口です。

 

平川門

なお、平川門の目の前に、建て替え工事が行われた、総合商社・丸紅の新本社ビルがありますよ。

 

lovesmarunouchi.hatenablog.com

 

大手濠緑地

平川門前を出発して徒歩数分のところに「大手濠緑地」はあります。小さな広場のようになっています。

 

大手濠緑地

大きないちょうの木と銅像がありますね!

 

大手濠緑地

 

紅葉が美しい「震災いちょう」

この大きないちょうは「震災いちょう」と言います。黄色が美しい!

震災いちょう

説明書きによると、もともとは近くの別の場所にあり、関東大震災で付近が焼け野原になった時、このいちょうだけは奇跡的に生き残ったそうです!またその後の復興事業での区画整理において、切り倒されることが決まっていたそうですが、当時の中央気象台長・岡田武松氏がどうにか残したいと申し入れし、この場所に移植されたそうです。

 

震災いちょう

以前の記事でご紹介した、日比谷公園の「首かけいちょう」という有名な木の逸話に似ています。火が付いて黒焦げになったのに翌年復活したという点、および伐採予定だったのに反対する人物がおり、移転された点で有名です!ほぼ同じようなエピソードではないですか??木に強い思いを込める人の逸話って、多くあるんだなと思いました!

 

和気清麻呂銅像

和気清麻呂銅像

いちょうとともに銅像があり、「和気清麻呂」の銅像です。なぜこの人物なのか?調べたところ以下のような記述を見つけました。

 

奈良朝期末の延臣、地方の豪族出身で藤原仲麻呂の乱で765年(天平神護一年)右兵衛尉となり、姉広虫とともに信任を得ました。

 

769年(神護景雲3年)道鏡皇位をうかがった時、宇佐八幡の信託をきき、道鏡の野望を挫きました。光仁桓武天皇に深く信頼された清麻呂は、平安遷都を推進、造都に活躍していきます。

引用元: 大手濠緑地にそびえる和気清麻呂銅像 : 皇居外苑 | 一般財団法人国民公園協会

天皇に信頼された人物なので、皇居東御苑近くに銅像があるのですね!納得です。

  

「大手門」へ向かって散策

「大手濠緑地」 を後にして、「大手門」へと向かいます。

 

茂み

途中のこの茂みから・・・へびの子供?のような短いへびが出てきたのです!!残念ながら、撮影する前に茂みに戻ってしまったのですが。この辺りは都心でありながら、自然が豊かですね!

 

柳

沿道に植えられているのは!皇居と柳の様子は、なんとも風流な印象。

 

木

なにやら低い木の根元に囲いができています。近寄って説明書きを読んでみると・・・

 

木

残った幹から発生する、新たな枝が、その後成長して幹になれるか?一年間見守っているそうです!なんか、かわいい表現!!笑

そして沿道をさらに少し歩くと、「大手門」到着です。

 

大手門

大手門は皇居東御苑の入り口です。皇居東御苑入園無料で入ることができます。(ただしペット禁止と書いてありました。)

 

皇居東御苑

入り口付近の木々の色がちょっと絵画的!東京観光に、是非訪れてみて下さいね!

 

紅葉

 

大手濠緑地

住所:東京都千代田区大手町1-4