日比谷公園のベンチには思い出エピソードが記載されている!「思い出ベンチ」のプレートを読んでみよう。
日比谷公園のベンチには「思い出ベンチ」といって、思い出エピソードが記載されたプレートが付されたベンチがあります。どれも異なるエピソードとなっていて、読んで歩く楽しみがあります。
日比谷公園にやってきた人々がこの場所で、どんな過去を回想しているのか、と想像をかきたてられます。
思い出ベンチ
日比谷公園のベンチに近づいてみると、プレートがあります。よく見ると、ベンチによって異なる文章が記載されています。これが「思い出ベンチ」です。読んでみると、これらはそれぞれ思い出エピソードであるとわかります。
認証20周年
世界の平和に願いをこめて
と書いてあります。なにかの認証の20年目の記念だということですね。
ここで学び、遊び、恋を語り、思い出の沢山
詰ったこの公園に、桜会五十回を記念して。
と書いてあります。京橋の高校の名前が記載されています。京橋は日比谷公園の近くなので、近隣の高校の同窓会だと思われます。昔ここでみんなで集ったのを思い出す、という思い出ですね。
2つご紹介させていただきましたが、個人や団体の思い出をつづったエピソードが記載されています。座るついでに日比谷公園への人々の思いを感じてみて下さいね!中には意味深・・・なものや、その後どうなったのか気になってしまう内容もあるそうです笑
私も日比谷公園には色々な思い出がありますよー!未就学児くらいの時に来たことも覚えているし、集まりで使用したこともあるなあ。
どのように設置されたのか?
どのように・誰がこのベンチを設置したのか?と気になり調べてみたところ、これは東京都の「思い出ベンチ事業」であることがわかりました。ベンチは15万円or20万円で寄付により設置されており、プレートにメッセージを入れることができます。個人や企業による寄付で、個人の割合が高いようです。
対象は日比谷公園だけでなく、東京都の公園・霊園・動物公園で募集しており、平成15年から行われています。平成15年には日比谷公園と井の頭恩賜公園に合計200基のベンチを設置したそうです。
令和2年も募集が行われた!
令和2年も設置募集が行われていました。期間は令和2年7月1日(水曜日)~令和2年10月30日(金曜日)だったようですが、日比谷公園は対象外となっておりました。来年以降も募集があるように思われます。
もし自分も設置してみたい、という方がいらっしゃれば、今後日比谷公園に設置予定となる場合には申し込んでみてはいかがでしょうか!
最寄り駅: 東京メトロ丸ノ内線「霞ヶ関」駅/東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷」駅/東京メトロ有楽町線・JR「有楽町」駅
【参考・参照元サイト】